日々のこと

前はちょっとしたこと書いてました。今はもっぱらTwitter( https://www.twitter.com/imamurad )です。

読書に回帰する

この春から「本を読む」モードに。

振り返れば、インターネットというものに接していなかった時、
私の知識は「本」と「新聞・雑誌」、そして両親や友人などとの「会話」から形成されていました。
両親が書籍購入に関しては基本的にお金を出し惜しみしなかったのが大きいと思います。
本屋のオヤジさんと仲良くなってましたしね・・・。

大学時代は文学部の日本語日本文学科というところにいたおかげで、
多少なりとも授業で本を読む機会がありましたし、
深く読んでみるということも少しはさせてもらいました。
(結局は日本語教育専攻にしたので、文学との接点は少なかったですが・・・)

まだネット上にも情報が溢れてはいなかったので、
引き続き「新聞・本・雑誌」は私の最大のインプットのためのメディアでした。

会社に入ってからは・・・・、
肺炎で入院した時や会社を休んで家庭の事情で博多にいたころ、
そして、仕事の内容が比較的に緩やかだったときにはまだ読書にも時間を割いていましたが、
いつのころからか通勤電車(田園都市線は辛かった・・・)では眠ることを第1とし、
家に帰ってすることといえば、パソコンの電源を入れてネットに「溢れる」情報に接したり、
DVDを見たり、深夜番組を見たり、そして本ではなく「マンガ」を読んだり
(マンガはマンガいろいろと刺激になるんですが・・・。)
仕事柄「新聞」というメディアとは引き続き密接に関わっていますが、
「本・雑誌」というメディアからは本当に離れていました。

でも、前から思っていたんです。
ネットでのインプットは所詮、自分の興味範囲を超えることができないのではないかと。
検索にしろ、まとめサイトにしろ、どうしても自分のフィルターをかけるし、
なにより「読み捨てる」ので血肉にはならないのではないかと。

いろんな人のブログを見るのも好きですし、
実際私のRSSリーダーには自分の興味の範囲にあることについて
結構おもしろい視点や経験を書いている方のブログが登録されていますが、

でも今、もう一度「読書」に回帰したいなと思った次第。
衝動的なものなのですが、最近そういう気持ちは大事にしてみたいと思っています。
まあ、本選びも自分の好みだけだと「自分の範囲」を超えられないので、
いろんな人にオススメなども聞いてみようかな?と思います。
聞くだけではダメなので、そのときには私が「おもしろかったなぁ」と思った本を紹介してみたりとかして・・・。

なんか、そんなことが書きたくなったのでここに書き殴ってみました。





最近読んだ本がいずれも私の中では良かったので、
ちょっとそこらへんの気持ちをまとめてみました。

ちなみに4月から読んだ本

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ


知人に勧められて読んで、ちょっといろいろ意識するきっかけになった本。
本屋に行かず、amazonに頼っていたので売れていることも知りませんでした・・・。

鹿男あをによし

鹿男あをによし


テレビドラマを見て、おもしろかったので原作を購入。
文体がなんだかとても私にあうリズムであっという間に読了。
この作家好きかも知れません。

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)


タイで読みました。青春なストーリーなんですが、
30過ぎの私の今の気持ちになんか刺さりました・・・。

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー


これもタイで読みました。
物語の構成も含め、エンターテインメントとしてすごく読んでて楽しかった。
あと、ちょっと怖かった・・・。

死神の精度 (文春文庫)

死神の精度 (文春文庫)


ゴールデンスランバー」を読むきっかけになったのがこの本。
たまたま手に取ったのですが、短編集の連続かと思ったらすごいところでつながって・・・。
この作者すごいなと思った次第。

野村監督に教わったこと―僕が38歳で二冠王になれた秘密―

野村監督に教わったこと―僕が38歳で二冠王になれた秘密―


これは、なんかノリで買っちゃったやつです・・・。
選手の本音的なものが見えておもしろかったな。

床下仙人 (祥伝社文庫)

床下仙人 (祥伝社文庫)


これもたまたま手にした本(Amazonに勧められました)
なんか、小学生の時に星新一の本を読んで感じたことを今の年齢で改めて感じた雰囲気。
ちょっとしたブラックなところと、ちょっと現実離れしたところとが良い感じに混ざっている感じ。




たまにこんな感じでメモしていこうかと思います。