「タイに行くことにしました」（タイ旅行を振り返る・その１）

そもそも、タイに行こうと思ったきっかけは何だったんだろうと振り返ってみて
ものすごく明確な理由が見あたらない。

たぶん、ただ遠くに、行ったことのない土地に行ってみたかったんだと思う。
そしてそんなときに「スーパーエコ割」とやらの広告を見てしまったからかもしれない。

ただ、これまでの国内一人旅と異なり、
海外を一人で巡ったことがない私。
不安な部分を１つ１つそぎ落としていった結果たどり着いたのが
「東南アジア」だったんだと思う。

日本からそれほど遠くなく、独自の文化もあり、そしてあんまり悪い話は聞かないというところ。
そんなところなのかもしれないです。

まあ、そんなことをたぶん飛行機や宿を予約した２月には考えていたんだろうと思います。
ともかく、行ったことのない土地に行き、何かを得るきっかけを欲していたのではないかと思うんです。

そんなこんなしているうちにもう５月９日になってしまい、いざ出発です。
ここでずーっと不安になっていたのが、
「バンコクにつくのって夜中だよなぁ・・・、なんか不安だなぁ・・」ということ。

前回の成田に来たのは米国出張の時。
この時は成田空港の免税店もすでに閉店の時間になっており（飛行機の遅れでね・・・）
あまり気にならなかったんですが、成田の免税店もいろんなお店があったんですね・・・。

搭乗口で待っていると中年の女性に話しかけられたのですが、
「※○△☆？？？」
ん？　これは何語？
英語だったらわかるけど明らかに違うぞ、と思いながら
困った顔をすると、相手も気がついたのか、
「Can you speak Chinese？」と聞かれていました。

えっ、成田で中国人に間違えられた？
外国で中国人に間違えられるのならともかく、成田で・・・。
と思いながら、
「Sorry, I'm Japanese」と答えていました。
質問にたいしての正確な答えにはなっていないと今気がつきました・・・。

そんな成田のやりとりを経て、いよいよ飛行機は離陸。
むこうにつくのは夜なので寝ると現地で寝られなくなるということで
なにか暇をつぶそうと画策。
もちろん機内食はしっかり食べました。

結局、映画１本と「ナショジオ」のチャンネルなどを観ているうちにバンコクにたどり着きました。
ちなみに観た映画はいまさら「HERO」。
まあ、ここで観てよかったという感じ（笑）

入国審査は無言で終了。
そして荷物受け取りを待つ間、だんだんと体に感じる湿度と暑さから
「あぁ、南の方にきたんだ」と実感しつつありました。

周りの標識・看板に日本語がなくなってだんだん外国を意識してきました。
さあ、この先が私が不安に感じていた「ホテルまで行く」です。

ただ、普通にタクシーに乗ればいいんですけどね・・・・。